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The Book of Kells ケルズの書

原本はダブリン大学のトリニティカレッジ・ライブラリーに所蔵されています。『ケルズの書』はケルト3大写本のひとつといわれ、西欧美術の至宝ともみなされています。いわゆる”ケルティックデザイン”のモチーフの源はすべてこの書にあるといっても過言ではありません。『ケルズの書』の起源は、8世紀末に修道僧聖コロンバによって、スコットランドのアイオナ島で書き始められたといいます。後に、ヴァイキングの襲撃をさけるために、アイルランドのケルズ修道院に移されました。この写本には、新約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの四福音書が、330×250mmの羊皮紙340の両面にラテン語(ウルガタ版)で書かれており、聖母マリアと幼児イエス、キリストの肖像とその生涯の主要な出来事なども描かれています。マタイ伝第1章18節の冒頭の左の図はキリストを表すギリシア語の略字XPIを描いたもので、頭文字の内側や周りの空間に渦巻・組紐・鳥や動物の文様が描かれています(34葉)。

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