大手町講演の会場(東京丸の内大手町所在、大日本私立衛生会)

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大手町講演の会場(東京丸の内大手町所在、大日本私立衛生会) 大日本私立衛生会(東京丸の内大手町)
内村鑑三先生が聖書講演会場を神田美土代町基督教青年会館より当衛生会館に移せしは1919年(大正八年)六月一日の日曜集会(七百名出席)よりで(大正十二年)震災焼失前まで四ヶ年余継続した。先生の畢生の偉業たる羅馬書講演は此期間中のことであった。此大講演は古賀貞周氏の好意により大正十三年九月に「羅馬書の研究」と題して世に公表することとなった。