昔の入館機の方がスマートでかっこいいような気がしますね。写真右奥に見えるのはかつてのレファレンスデスクです。初期の写真では柱に沿っていたカウンタが、2003年には張り出しています。その後このデスクは廃止され、2017年の写真では図書展示スペースになっています。
1960年には図書館の周りには樹木はありませんでした。樹木は人間に比べて成長がのろいと思っている人、50~60年という年月で植物はここまで成長して代謝をし続けているんです。諸行無常じゃのう。
正面玄関を入ったところにある貸出カウンタです。創設当時からアメリカの図書館学の思想とシステムを導入したので、「貸出サービス」ではなく「サーキュレーション」と呼ばれていました。オスマー図書館にレファレンスサービスセンターが開室したのに合わせて、本・雑誌ほか紙媒体の資料に関わるサービスをする場所としてドキュメントサプライセンターに改称されました。資料と機器の増加に合わせてオフィススペースの拡張のためカウンタが徐々に南側に移動されていった過程が写真から分かりますね。