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よくあるご質問

よくあるご質問への回答です。

開館時間を延長してください。

利用者の皆さんからの要望の中でも一番多いのは「開館時館を延長してほしい」というものです。これは現在に限った事ではなく、過去数十年の間、常に突きつけられている要求と言っても過言ではありません。今までQ&Aなどを通じて頂いた個人からの投書にはその都度図書館から返答してきましたが、今回、IMS(ICU Millennium Survey) から正式に要請を受けましたので、公的な場で図書館としての正式な返答をさせていただきます。

まず、今回の要求に基づいて、今の開館時間を延長する事は残念ながら出来ません。図書館は1960年に今の建物でサービスを開始して以来、利用者の利益を最優先し、サービス時間も夕方6時だったものを8時、10時30分と延長してきましたが、検討の結果今回の要求は予算・人員の面からお受けする事はできませんでした。

今回、夜0時までという具体的な要求を頂いたのですが、現在の閉館時間以後は帰宅の公共の交通手段がなく、実際に延長を希望しているのは寮か近隣に住む学生が殆どと思います。学期中の一日の平均入館者数は約1,750人ですが、10時30分の閉館時に退出する利用者は20人程度である事が分っています。安全で快適な環境を維持する管理人件費、蛍光灯約千本ほかの光熱費などの増加を伴う開館時間の延長は現在の財政状態からは困難であることが理由です。

同じように日曜日・祝日も開館してほしいとの要望にも今のところお応えする事はできません。日曜・祝日に開館するためには、専任の図書館員が出勤するか図書館業務を外部に委託する必要があります。専任図書館員は現在13名で、すでにイレギュラーなシフト勤務で土曜日開館をなんとか可能にしている状態です。また、外部に委託する費用の負担は困難な状況です。ご理解ご協力をよろしくお願いします。(2003/04/01)

コピー機で両面印刷はできませんか?

図書館内のコピー機には両面コピー機能・連続印刷機能がありますが、あえて使えないように設定してあります。以前「両面コピー」使用を取り入れた際「紙づまり」が多発し、さらには故障となり頻繁に利用できない状態になってしまった経緯があります。また、前の人が指定した両面印刷機能モードのまま印刷してしまったので、不本意な両面印刷をさせられたなどのトラブルが多発しました。利用者の多い図書館のコピーですので、できるだけトラブルの少ないシンプルな利用方法が、結局は皆様のお役に立つかとも存じます。この点をご理解いただきたくよろしくお願いいたします。また、OHPシートへの印刷もサポートしておりません。ご了承下さい。(2003/04/01)

カラーコピー、両面印刷のできる新機種を導入したしました。どうぞお使いください。(2008/03/19)

暑いです。寒いです。

大学内のパワーステーションからの送風によるセントラル空調システムのため、図書館本館・オスマー館のいずれも単独で冷暖房をON/OFFできません。また、大学の定めた「冷房期間」「暖房期間」外は冷暖房自体を作動することができません。このため天候や場所によっては暑いまたは寒いとの苦情をいただく事がよくあります。大学がセントラル空調システムを採用する限り、この問題を完全に解決する事はできません。

室温が不適切と感じた場合にはその場で図書館スタッフにお知らせください。パワーステーションから冷暖房を送風してもらうよう交渉する可能性もふくめて対応したいと思います。基本的には上下階に場所を移動する、暑い時には窓を開けるなどの対症療法でやっていくしかないのが現状です。ご理解ください。(2003/04/01)

長期延滞者の取り扱いはどうしているのですか?

1. 予約がついている場合 (1) 延滞図書に予約がついた時点、または、予約のついた図書が返却期限を過ぎた時点からその図書が返却されるまで、延滞者に督促を出します。督促方法は2種類で、メールボックスへの文書配布とyamataメールアドレスへのe-mail送信で行っています。 (2) さらに、督促後1週間以上を経過しても返却されないものについては、返却されるまで電話等で直接本人に督促を行います。

2. 予約がついていない場合 予約者がいない場合でも長期延滞(返却期限を1ヶ月以上超過)については督促を出しています。(方法は前述のメールボックスへとe-mail)。

以上が、延滞図書への基本的な対応です。借りたい本が貸出中だった場合はご面倒でも、予約をしていただけますようお願いいたします。(期限内、期限オーバーにかかわらず)また、至急など特別の場合には別途サーキュレーションデスクで職員にご相談ください。尚、一部の大学で実施されている延滞者に一定期間の借出を禁止する措置は本図書館ではは行っておりません。できる限り、学生の皆さんの利用を大幅に制限するようなルールはとりたくないためです。よろしくご理解をお願いいたします。

どうして延滞料金を徴収するのですか?

図書館の延滞罰則はお金を取ることが目的ではありません。返却期日を守っていただくための抑止力とすることで、図書館の利用者全体の利益を守ることが目的です。ICU図書館では他に予約している人がいなければ、更新も無制限で行えます。期限内に更新して頂けば延滞料金を支払うことはありません。このような罰則がなくても返却期限を守っていただくことが図書館の希望です。

延滞料金の徴収業務は図書館の大切な業務ではあり、それを行うにやぶさかではありませんが、同時にきわめて煩雑で時間のかかる業務であることも事実です。また、これにより得られた収入は図書館の予算に組み入れられる事はありません。延滞がなくなれば利用者の負担も図書館の負担も軽くなります。皆様のご協力をお願いします。なお、卒業する時には、本の返却とともに延滞料金の支払いを済ませていただきます。未返却・未払いのまま卒業することはできませんので、あらかじめお伝えしておきます。

雑誌の購入をして下さい。

雑誌の購入希望の受付は行っておりません。ICU図書館では、新聞・雑誌は必ず継続して購入しています。そのため、一つの雑誌を購入するという事は、今後何年(何十年?)にもわたって、支払いが生じる事を意味します。各学問分野において、その雑誌がどれくらい重要か、ICUで開講されているクラスの内容に沿ったものか、本当に使われているか、など総合的な判断が必要となりますので、購入希望図書のようなシステムはとれません。また、現在新規に雑誌を購入する場合には、何かを中止しなくてはいけない現状です。

どうして雑誌は貸出しないのですか?

雑誌は現在、地階またはASRSに所蔵されている(主にバックナンバー)を、4年生以上の学生と教職員へ貸出する事以外に貸出は認めていません。全学生が貸出できれば確かに便利ですね。しかしそれはあなたが「今目の前にあるこの雑誌を借りたい」時の意見であって、「探していた雑誌が貸し出し中」だった時の意見ではないはずです。図書館では「いつでも誰でも雑誌が貸し出せる」メリットより「図書館にくればいつでも雑誌がある」メリットの方を優先しています。ご理解お願いします。

購入希望した図書。その後は?

図書館スタッフが資料の必要性を判断し、購入が決定したものは早急に書店に発注します。納品期間は出版流通事情により異なります。現在流通しているものは、和書で平均1カ月、洋書では平均2、3カ月かかります。また、絶版や品切れで入手不可能な場合もあります。その場合、図書館間貸出サービスなどの方法もありますので急ぎの方や入手できない資料をご希望の方はレファレンスデスクでご相談下さい。

経過は、MyLibraryの「本の購入申込み状況照会(2008年4月以降分)」で確認できます。

小説が少ないようですが…

ICU図書館は大学図書館ですので、資料収集の方針として、大学の教育・学習のための学術資料を収集することになっております。従って、小説は古典・研究対象用・卒業生による著作以外は特に収集の対象とはしておりません。公共図書館などに比べ所蔵数が少ないのはそのためです。研究用で小説が必要な場合は、購入希望フォームに推薦理由を明記の上お申し込みくださいますようお願いいたします。

「ポピュラーセレクション」というコンセプトの上に、現代小説家の代表作や絵本を網羅的に購入いたしました。ICUはリベラルアーツ、教養教育を標榜しています。学生のみなさんには、様々な作家の表現に自分自身を対峙させる事で、敢えて自らを相対化するプロセスに投じていただきたいと思います。異なる価値観を持つ他者の海であるところの社会において、自己を実現する教養人の栄養となることを期して、これらの作品を提供いたします。

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