京阪神『聖書之研究』読者会

原本画像

[説明]
1928年(昭和三年)三月二十一日(水)
「午前十時より大阪中之島公会の三階に京阪神『聖書之研究』読者会が開かれた。来会者百人余り、遠くは淡路、美作より来りし者もあった。塚本先ず「基督教道徳」に就いて講し、次に自分は「聖書の中心」に就いて話した。来会者は全注意を以て聴いて呉れた。十二時一先ず閉会、写真を撮り、昼食を共にし、直ちに感話祈祷会に移り語る者祈る者相次いで間断なく四時充実せる会合を終った。
閉会後教友二人に案内され自動車で市中を見物した。ホテルに帰り友人四人と夕食を共にし、八時四十分発の夜行にて帰途に就いた。疲れし身は寝台車に大なる安息を得た。」(先生の日記より)