アーキテクトとICU -キャンパスをデザインした先駆者たち-

開催期間

概要

歴史資料室では、献学期より建築顧問としてキャンパス内建物の設計監理を請け負った建築家たちに注目した企画展を開催致します。資料室が所蔵するアーカイブズのなかから、W.M. ヴォーリズ、A. レーモンド、稲冨昭の三人に関わる資料をとりあげ、彼らのそれぞれの取組みがICUといかなる接点を持ち、その後のICUにどのような影響を与えたかについて考えます。 これまで建築家に関する展示といえば、建築図面やジオラマといった建築物そのものに目が向かいがちでしたが、本企画展では、ICUという新しい大学の建設に寄与した建築家の人物像やその思想に迫ります。キャンパスという「場」においてなされる知的営為の過去から現在を建築家の視点から振り返ることで、これからのICUを見据えるきっかけとなれば幸いです。