新入生の皆さん、桜のトンネルをくぐって、ICUへようこそ! 図書館は入学式の日から、"はるが来た。"をテーマに図書の企画展示を行なっています。
ICUの学長だった篠遠喜人先生が入学式・卒業式で述べた式辞や、折々のあいさつなどを集めた『サクラ並木の道を通って ICUのフロンティアは世界である』(049.1/Sh67s)を先頭に、いろいろなタイトルが並びますが、なんといってもメインは"桜"! 古語で「花」といえば桜を指す、と古典の授業で教わった覚えがあります。『岩波古語辞典 補訂版』(R/813.6/On67i/1990)にも"②《特に》桜の花。"とあり、「近代はただ花と云は皆桜也」、「惣じて日本で花と云ふは桜なれども」と例文が添えられています。
満開の展示図書を、ぜひ手に取ってみてください。なお、正門からロータリーへの道は、ICU創立に貢献した牧師の名前にちなんで、マクリーン通りといいます。ジャズのアルトサックス・プレイヤー、ジャッキー・マクリーンと同名。なので、この案内には、ジャズつながりで、ピアニスト山下洋輔のCD『SAKURA』のジャケットを使用しました。誰でも知っているあの「さくら さくら」です。