[説明]
1925年(大正十四年)七月十二・三日
聖書之研究第三百号記念感謝会
感謝会
七月十二日(日)午後三時より講堂に於て開かる、遠近より来する者二百名以上(岩手、新潟、兵庫、栃木、茨城、千葉、長野)初号よりの読者は二十名以上あった。
讃美歌、聖書朗読祈祷の後内村先生は『頌栄の辞』と題し研究誌に加わりし神の恩恵の数々を列挙さる次に大嶋先生の述懐来会者数名の感話があった六時一と先ず閉会
有志懇話会
七時より開かれ、感話交々続き、研究誌に由て死せし人々の美わしき実状談に接しては一同厳肅の感に打たれた。九時愛惜の間に閉会。
慰労晩餐会
翌十三日内村先生に対する慰労の為に塚本畔上両先生並に教友有志の発起せる晩餐会は上野精養軒に於て盛大に開かれた。 上図はそれである。