2012年1月~2013年3月に頂いたご意見ご要望に対しての返答です。
Answers to users' opinion and questions from the Library in January 2012 to March 2013.
こんにちは。平素より快適な学習空間を提供いただき、ありがとうございます。MyLibraryの機能についてお伺いします。
私は今春卒業予定で、今までに図書館から借りた本や購入していただいた本を記録したいと考え、MyLibraryにログインしようとしたのですが、既に有効期限が切れており、ログインできませんでした。既に、過去の情報は削除されてしまったのでしょうか? 今後参照することはできますでしょうか?
(2013/3/7)
昨日3月6日は、この3月に卒業・修了生の方のMyLibraryが利用できずに申しわけありませんでした。
3月7日現在、MyLibraryにログインできるようになっています。学生としての貸出はもうできませんが、3月31日までMyLibraryの「貸出・返却履歴」が閲覧できます。
以上ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
(2013/3/7 宮本)
以下の雑誌記事を探しています。
Georg Marz, "[Rezension von:] Barth, Karl: Der Romerbrief.- Bern: Baschlin, 1919; Munchen: Kaiser, 1920", Christentum und Gegenwart 11/3 (1920)
Paul Wernle "Der Romerbrief in neuer Beleuchtung" Kirchenblatt fur die reformierte Schweiz 75 (1919)
どちらの記事もKarl BarthのDer Romerbrief(Erste Fassung)に対する書評です。宜しくお願いします。
Source: 全国大学図書館検索
Googleで検索済み
タイトルはヒットするが、記事自体および所蔵情報などは出てこない。
(2013/01/24)
お探しの雑誌記事に関しまして分かったことをご連絡いたします。
■[Rezension von:] Barth, Karl: Der Romerbrief.- Bern: Baschlin, 1919; Munchen: Kaiser, 1920
この記事が掲載されている「Christentum und Gegenwart」というジャーナルは国内大学図書館には所蔵がありませんでした。ICU図書館が契約しているデータベース上に記事がないかどうかも Article Finderというツールで検索しましたが、こちらもヒットしませんでした。ただ、WorldCatという世界中の大学図書館の横断検索で探したところ、 3館がヒットしました。
■Der Romerbrief in neuer Beleuchtung
この記事が掲載されている「Kirchenblatt fur die reformierte Schweiz」は、ご指定の巻「75 (1919)」を所蔵している国内大学がありませんでした。しかし1件目と同じくWorldCatで調べると海外図書館では所蔵館があるようです。
上記ジャーナルを所蔵している海外図書館が、ICU図書館と文献複写の提携をしているかどうかはILLの担当者が調査いたしますので、大変お手数ですがMyLibraryから「文献複写の申し込み」をしていただけますでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2013/01/29 紀平)
こんにちは。平素より快適な学習空間を提供いただき、ありがとうございます。 データベース一覧についてお伺いします。
以前他大学に在籍していた折、SpringerLinkからは、図書館からアクセスすると自動的にログインされ、Springer社の多くの書籍をダウンロードすることができました。 ICU図書館のデータベース一覧でも、ポインターをSpringerLinkの上に置くと、Full TextありとAbstractのみの二種類が表示されることから、同様にダウンロードできるサービスが可能だと考えたのですが、リンク先の Springer社のHPではログインはされず、一般ユーザーとして扱われました。
ICU図書館の契約では書籍のダウンロードサービスは含まれないのでしょうか?
(2013/01/25)
Springer Link は、ICU図書館で契約していますので、図書館に設置されたPCを利用した場合は、ログイン等の手順なしで利用が可能になり、ダウンロード等が可能になります。
大学が提供する無線LANや個人で契約している無線LANを経由して、個人PCからアクセスする場合は、学外扱いとなり、学内アクセスとは見なされません。(大学が提供している無線LAN経由でも、大学内からのアクセスにはなりません。)その場合は、図書館のホームページのデータベース一覧の個人PCで契約データベースを利用するを参考にしてアクセスしてみてください。学内環境と似た環境でアクセスできるようになりますのでSpringerLinkはじめ、他のデータベースも利用できます。
なにかありましたら、お気軽にレファレンスサービスセンターにお尋ねください。
(2013/01/25 黒澤)
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SpringerLinkの件ですが、SpringerLinkの書籍は、一部のみ利用可能で場合によっては、アクセスできないものもございます。タイトルによって、アクセスできない場合もありますので、図書館のPCを利用して、ダウンロードできないものは、図書館の契約外の図書です。
なにかありましたら、お気軽にお問合せください。
(2013/01/25 黒澤)
平素より大変快適に図書館を利用させて頂いております。有難うございます。
現在、精神障害、発達障害、神経症、人格障害についての定義を調べています。また、心的健康とは何かということを調べています。
しかし、うまく調べることができません。特に神経症と発達障害についての文献と心的健康についての文献がなかなか見つけられません。教えてください。ご回答をお願いします。
Source: ようこそ精神医学へ
不安障害の臨床心理学
精神疾患はつくられる
精神疾患とパーソナリティ
(2013/01/24)
お急ぎのようですので、取り急ぎお勧めの方法のみお返事いたします。
1.定義を知るためには、事典類のご利用をお勧めいたします。
ソースに一般の図書を挙げていらっしゃいますが、定義などは事典類でお探しになった方が良いと思います。事典類は図書館本館1階東端にありますので、そちらへ行き、次の請求番号の書架をあたってみてください。
R/140... 心理学全般
R/146... 精神分析(理論)
R/149... 臨床心理
R/493.7... 神経系疾患、精神病学(医学的なもの)
定義が、ざっくりとでいいなら「R/140...」が、さらに詳細なものをということでしたら、他のそれぞれの番号が良いと思います。
「心理学総合事典 / 海保博之監修 R// 140.36/Sh69」を例にご説明いたします。
1)巻末に索引(p.723~)があります。「神経症」の項(p.736)を探すと、「神経症(neurosis) 522」とあります。p.522へ行くと、右側中ほどに「22.1.4 不安障害」とあり、その中に「神経症」という言葉が見られ、そこで具体的な障害内容が紹介され、説明が続きます。
2)事典はたいてい説明の後に文献リストが載っています。この本の場合はp.525に神経症を含む「22.1 病態心理の諸相」の文献リストが載っています。通常、こうした事典類で掲載される文献リストはその分野での基本的な、あるいは、重要な文献を選んであります。OPACでICU図書館の所蔵を探してみてください。
3)心理学関係の事典で説明文中に頻出する「DSM-IV」は、精神疾患に関するガイドラインで、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示すためにアメリカ精神医学会が定めたものです。こちらも参考になると思います。
DSMーⅣーTR精神疾患の診断・統計マニュアル / American Psychiatric Association〔編〕 ; 高橋三郎訳 493.7/A4452d4J/2004
2.参考文献を見つけるには、3つの方法をお勧めいたします。
1)「講座」ものを調べる。
2階へ行き、140.8の書架を見ると「XX心理学講座」といった書名で数巻から十数巻のシリーズがあります。講座ものはテーマごとに巻がわかれ、さらに章ごとに参考文献リストがあるのが普通です。
例:朝倉心理学講座 / 海保博之監修 1 40.8/A85/v...
2)CiNii(http://ci.nii.ac.jp/)を使う
日本語で書かれた学術論文が手に入ります。約1/3が全文データにリンクされており、その場で論文が読めます。ただし、必ずしもその分野の重要な論文や代表的な論文が読めるわけではありません。
3)Companionを使う
文献が英語でもよければ、書名にCompanionと入っているものを探してみてください。「The Blackwell Companion to...」、「The Cambridge Companion to...」などといった本は、それぞれの分野やテーマを総合的に学ぶために、重要かつ代表的な論文や著作の全文または一部を集め、編集したものです。海外では大学生が利用しているのではないかと思われます。残念ながら現在、心理学関係のものは借り出されていてありません。
以上です。
尚、更に詳しくお知りになりたい場合など、ご遠慮なくレファレンス・サービス・センターに直接お越しください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2013/01/25 山本)
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先ほどのメールで定義を知るために「事典」をご紹介いたしましたが、もしもできるだけ短い文章での「定義」が必要でしたら「辞典」の方が良いかと思い直し、お知らせする次第です。
「辞典」も、やはりレファレンスブック(R/)で請求番号も同じです。
例:心理学辞典 / 中島義明〔ほか〕編集 R// 140.33/Sh695/c.2
どうぞよろしくお願いいたします。
(2013/01/25 山本)
文部科学省「大学入学者選抜実施要項」の過去のもの(1970年代くらい)を探しています。
ホームページでは過去5年分程しか載っていないため、調査を宜しくお願い致します。
(2013/01/24)
Q&Aをお送りいただき、ありがとうございました。
> 文部科学省「大学入学者選抜実施要項」の過去のもの(1970年代くらい)を探しています。ホームページでは過去5年分程しか載っていないため、調査を宜しくお願い致します。
文部科学省ホームページ内の他のページをはじめ、文部科学白書や官報などを探してみましたが、古いものは見つかりませんでした。この要項は各大学の大学長宛に郵送される印刷物のようで、白書などに採録される性格のものではないようです。
そこで平成25年度版のPDFの表書きにあった、文部科学省の高等教育局大学振興課入試第一係というところへ直接電話で問い合わせてみましたところ、「やはり印刷物には採録されていないが、事務用の記録として倉庫にボロボロになったものが保管されている」というお返事がありました。
年度の特定(1年分のみ)をしていただければ、どうやらコピーしていただけそうです。お手数ですが、ご希望の年度をお知らせください。こちらで交渉してみます。どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:
一緒に調査にあたっていた館員が、INTERNETで関係しそうな情報を集めて、私に知らせてくれました。すでにご存知のものもあるかもしれませんが、以下に転載しましたのでご利用ください。
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文部科学省白書、教育白書には、大学入試選抜に関する項目がありますが、1ページから半ページほどで、概要が書かれています。文部科学省のホームページに、いくつか、フルテキストが公開されています。
文部科学省白書は平成13年以降
それ以前は、教育白書です。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/hakusho.htm
ICU図書館にも、文部省白書は所蔵しています。
■平成一六年度大学入学者選抜実施要項について
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t20030605001/t20030605001.html
■大学入学者選抜実施要項について(1983)
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/t19830118001/t19830118001.html
【資料】
■大学入学者選抜に変遷について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo12/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2012/11/05/1327537_3.pdf
■戦後大学入学者選抜制度の変遷と東北大学のAO入試
http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/36757/1/cahe-1-02.pdf
■文科省、「大学入試改革」の実行プランを提示! 旺文社教育情報センター
http://eic.obunsha.co.jp/viewpoint/20120702viewpoint
■第11章 入学者選抜試験の変遷 - 金沢/大学
http://www.adm.kanazawa-u.ac.jp/fifty_years/ts11-p1207-1216.pdf
■大学入学者選考およびこれに関連する事項についての答申 (第6回答申:昭和和29年11月15日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/1309426.htm
■大学入学者選抜の改善に向けて - 国立大学協会
http://www.janu.jp/pdf/kankou/h100320.pdf
■大学入試関連資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/3bunka/dai6/siryou3.pdf
■広島大学 大学教育研究センター 大学論集
http://rihe.hiroshima-u.ac.jp/tmp_djvu.php?id=49028
■大学受験・進学60年史プロフィール
http://univ.howtolearn.biz/
(2013/01/25 山本)
現在、適応基金及びクリーン開発メカニズム(CDM)、CERクレジットについて調べているのですが、資料がなかなか見つからず、質問させていただきました。
「適応基金の主な資金源である〝CERの収益の一部(2パーセント)"に各先進国がどの程度貢献しているのか」ということが知りたくて調査しています。
・各先進国のCDMプロジェクト実施数
・各先進国がCDMプロジェクトを実施する際、拠出した金額(?)
・CDM事業から得られるCERクレジットを各先進国はどの程度得たのか
上記のようなことを調べてみましたが、資料が見つかりません。
CERクレジットは先進各国の京都議定書の排出量削減目標達成のため使用されていると思うので、このようなデータはどこかにあると思うのですが、調べ方が悪いのかホスト国である途上国のデータしか見つかりませんでした。
どうか宜しくお願い致します。
(2013/01/23)
この度はご質問いただきありがとうございます。以下、お問い合わせいただいた件について途中ではありますが、見つかりました範囲内でひとまず回答いたします。
①国連のCDMに関するホームページ http://cdm.unfccc.int/
②京都メカニズム情報プラットホーム http://www.kyomecha.org/
③環境省 京都メカニズム取得事業のページ http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism /credit.html
④IGES http://www.iges.or.jp/jp/index.html
・各先進国のCDMプロジェクト実施数
①のトップページにCDM Projects /Statisticsの項目がございます。
統計一覧に"Distribution of registered projects by Other Party"という項目がありまして、PDFでパーセンテージが、エクセル表には件数が記載されています。
また、②にも同様のグラフがプロジェクト統計グラフ>CDMから見ることができますが、国連が最新版のようです。
・各先進国がCDMプロジェクトを実施する際、拠出した金額
①>Project cycle search>Issuance of CERsに各プロジェクトによる適応基金の収益分が記載されています。
CER発行状況のデータは、④>市場メカニズム>出版物・報告書>CDM・JIプロジェクト関連データ内でもダウンロードできます。
上記データはプロジェクトごとになっていて、国別のデータは見つかっておりません。
・CDM事業から得られるCERクレジットを各先進国はどの程度得たのか
こちらは調査中ですので分かり次第ご連絡いたします。
また「先進国」に該当する国のリストがありましたので、ご参考になるようでしたらご覧ください。環境省のホームページに掲載されているものです。
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/kyoto_teiketsu.pdf
最後に、もうご覧になっているかもしれませんが、適応基金のホームページ(https://www.adaptation-fund.org/)もご参考になさってください。
以上です。
ご質問、ご不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくお願いいたします。
(2013/01/25 安達)
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いただいたご質問の件で、追加情報を以下にお知らせいたします。
(1) United Nations, Framework Convention on Climate Change (UNFCCC)のサイトに、"The share of proceeds from the clean development mechanism project activities for the Adaptation Fund"というタイトルの表がありました。
http://cdm.unfccc.int/Issuance/SOPByProjectsTable.html
この表では、CDMプロジェクトのタイトル、CERの2%の適応基金の数値、ホスト国名、ホスト以外の関係国名が示されています。しかし、この表では、プロジェクト別の数値になっていて、プロジェクト件数は5,811件にのぼっています。このデータから、国別のCERの数値を得ることは難しそうです。
そこでご質問に関して、国別のデータがないか、再度調べました。
・各先進国がCDMプロジェクトを実施する際、拠出した金額(?)
・CDM事業から得られるCERクレジットを各先進国はどの程度得たのか
(2) 同じUNFCCCのサイトに、"The Contribution of the Clean Development Mechanism Under the Kyoto Protocol to Technology Transfer"(全57ページ)という刊行物の全文がありました。
http://cdm.unfccc.int/Reference/Reports/TTreport/TT_2010.pdf
この刊行物のp. 10に次の記載がありました。
"This study analyzed the technology transfer claims made by profect participants in the project design documents (PDDS) of 4, 984 projects that were in the CDM pipeline as of 30 June 2010."
そして、p. 11には、次のように書かれていました。
"Diversity in Sources of Technology Transfer. This study also considers the countries from which the transferred technology originates. 58% of the transferred technology originates in five countries- Germany, USA, Japan, Demark and China. 84% of the transferred technology originates in developed countries."
"Most developed countries tend to receive CERs from profects for which they are technology suppliers."
さらに、p. 26には、次の円グラフがありました。
"Figure V-5. Leading sources of technology transfer (as a percentage of projects)"
この報告書から、パイプライン・プロジェクト件数全体における国別のプロジェクト件数の比率が分かります。しかし、国別のCERクレジットの数値は見つけるのが難しそうです。
ただ一ついいことを見つけました。この文書が掲載されているサイトに、次のように書かれていることです。
"For the key data used in the 2010 study, please send an email request to cdm-info@unfccc.int".
http://cdm.unfccc.int/about/CDM_TT/index.html
このUNFCCCの照会窓口のメールアドレスで、お探しのデータについて聞いてみたらいかがでしょうか。
以上になります。なにかご不明の点がありましたらお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2013/01/25 利根川)
以下の資料を本棚で見つけようと思ったのですが、どうしても見つかりませんでした・・・。こんな単純なお願いを書くのは気が引けますが、どこにありますでしょうか?
教学IRとエンロールメント・マネジメントの実践 / 日本中退予防研究所編著
出版者 東京 : NEWVERY
出版年 2012.3
大きさ 194p ; 26cm
別書名 標題紙タイトル:Institutional research for enrollment management
一般注記 文献:p193
(2013/01/22)
お問合せの図書は、書架にありました。予約取り置きいたしますので、貸出手続きにお越しください。
本が見つからない場合、配架待ちでカウンター内にある事もありますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。
よろしくお願いいたします。
(2013/01/22 田村)
平素より大変快適に図書館を利用させて頂いております。有難うございます。
ささいな疑問と申しますか、お遊びのような質問なのですが、調査方法が分からない物でご相談したく質問させて頂きます。質問は、"昔、地元の小学校でトーテムポールを卒業制作に作成することが流行していたと思うのですが、何故トーテムポールだったのでしょうか?"
「まず何から調べるべきなのか」等、アプローチに重点を置いてご回答頂けたら幸いです。いついつまでにという物ではない上不躾なお願いで申し訳ないのですが、もし宜しければご回答をお願いします。
(俗説としては 大阪万博の影響、西部劇の影響などがあるようですが…)
(2013/01/16)
いつも図書館をお使いいただきありがとうございます。
今回ご質問いただいた、小学校の卒業記念のトーテムポールについてご回答いたします。「まず何から調べるべきなのか」等、アプローチに重点を置いてというご希望に添うべく努めます。
ご質問:"昔、地元の小学校でトーテムポールを卒業制作に作成することが流行していたと思うのですが、何故トーテムポールだったのでしょうか?"
アプローチ:このご質問の場合、インターネット上には様々な情報が飛び交っているようです。しかし、どれも個人の憶測か、根拠が示されていない意見となっています。そこで、別な方法で調べることが必要になります。
もしも、小学校の卒業記念でトーテムポールを作成することが流行っていた時代があったとすれば、何らかの新聞記事がその流行りを捉えているのではないかと考えました。そこで、朝日新聞、日経新聞、読売新聞のデータベースを検索してみました。
その結果、下記に提示しました通り、朝日新聞と読売新聞に、戦後1951年から1980年にわたって、トーテムポールに関する記事が散見されました。初期には、アメリカやカナダから親善の象徴として、トーテムポールが都知事、農相、日比谷公園などに贈られたという記事が見られました。1957年、1975 年には小学校の美術教室の年長小学生や6年生がトーテムポールを記念に作成したという記事が見られました。
以上のことから、次の推測が成り立つと考えられます。敗戦後、アメリカ、カナダから親善交流の贈り物としてトーテムポールが日本に贈呈され、日本の人びとの注目を集めた。その後、電柱の廃材を彫刻して小学校の卒業記念にトーテムポールを作ることが流行ったという推測です。
このことを実証するには、小学校でトーテムポールを実際に作った人などから直接話を聞くことが一番確かな情報入手の方法になると考えられます。というのも、この件について個人の意見、記憶、思い出を超えて、信頼性のある情報を得るのはなかなか難しいと思われるからです。
新聞データベースは、図書館ホームページの「新聞一覧」から入り、表の右端の「オンライン」の列にある各リンクから入ってご利用ください。
新聞一覧: http://www-lib.icu.ac.jp/Newspapers/index.htm
以上になりますが、さらに、お知りになりたいこと、ご不明なことがありましたらご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。
【新聞データベースの主な検索結果】
朝日新聞 『聞蔵』
1957年4月11日 東京/朝刊 12頁 5段 記事
都知事にトーテムポール インディアンの首長から_東京都
1975年3月17日 東京/朝刊 4頁 1段 記事
「省資源 卒業記念のトーテムポールは廃棄の電柱_写真」
中野区立中野本郷小の卒業記念のトーテムポール
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読売新聞 ヨミダス歴史館
1951.03.22 [話の港] 夕刊 日本外交 2 1
日米親善、米国シアトル市長から広川農相にノースウエスト・インディアン・トッテンポールが贈られた。
1951.06.06 [話の港] 夕刊 社会 2 1
ワシントン州から都に贈られたインディアンの礼拝物トーテムポールが六日日比谷講演に立てられた。
1957.04.15 [話の港] 夕刊 社会 3 1
北米インディアン協会長アンドリュー・ポールさんから安井都知事にトーテムポールが贈られた。
1957.09.10 [遠地近地]トーテム・ポール出現▽"挽歌人形"お目見得▽2億円の飛行場景気 夕刊 社会 2 1
横須賀市立諏訪小学校、4, 5, 6年生の美術教室生徒が作った夏休みの宿題
他10数件記事あり。記事が見られる期間は、戦後1951年から1980年にわたっている。
(2013/01/16 利根川)
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先の回答で申し遅れたことがありました。新聞記事のデータベースを検索して知りたいトピックのフルテキストを入手する方法、関係者から直接話を聞く方法は、これでなければならないということではありません。他にもアプローチ方法が考えられると思います。どのアプローチ方法をとるべきなのかは、小学校の卒業記念のトーテムポールについて、どのようなことをどこまで詳しく知りたいかにかかっていると思います。
他の図書館員から、追加情報が寄せられました。以下にお知らせいたします。
(1) 大宅壮一文庫で「トーテムポール」を検索した結果、以下のような記事がありました。タイトルからして、利用者さんがお探しの内容にかなり近い記事であるように思いますが、ルーツが判明するかどうかは定かではありません。
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記事種類
タイトル 子どもの死語辞典 21回 校庭にあったトーテムポール
執筆者 串間努
雑誌名 悠
発行日 2005年12月
ページ 108
備 考 人種問題、アメリカインディアン、インディアン、ネイティブ・アメリカン、少数民族、アメリカ・人種問題、トーテムポール
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(2)以下の本が見つかりました。近隣では成蹊大、東女大、明学大にあります[関連情報のお知らせ]。
タイトル トーテムポール世界紀行
著者 浅井晃 著
著者標目 浅井, 晃, 1925-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ミリオン書房
出版年 1996
大きさ、容量等 202p ; 26cm
注記 参考文献: p197~199
ISBN 4943948588
価格 2600円 (税込)
JP番号 97048203
出版年月日等 1996.12
件名(キーワード) 彫刻--北アメリカ
件名(キーワード) 北アメリカ--紀行
NDLC G161
NDC(9版) 382.5 : 風俗史.民俗誌.民族誌
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
(2013/01/18 利根川)
こんにちは。
いつも快適な環境を提供して頂きありがとうございます。
データベースの利用について質問が有ります。
「個人PCでデータベースを利用する方法」を参照し、MathSciNetというデータベースにアクセスするため、「個人PCでデータベースを利用する方法」の指示に従って得たAccess IDとPasswordを入力しましたが、アクセスできませんでした。(確認のために複数回試行しました。)MathSciNetは「ご自宅から利用可能なデータベース一覧」に入っています。
今一度、MathSciNetが利用可能であるかお調べください。
(2013/01/15)
図書館で個人PCでMathSciNetの接続テストをしてみましたが、正常にアクセスできましたので、再度テストをしてみてください。
ICU図書館では、契約データベースを個人PCからアクセス可能にするために、専用サーバーを中継してICU学内にいる状況と同じ環境を作り出して、個人 PCから各データベースにアクセスできるようになっています。Access IDとPassword は、専用サーバーにログインするためのものです。一度、専用サーバーにログインすると、各データベースのアクセスは学内と同じ環境と見なされるので、IDやパスワードを聞かれることはありません。
専用サーバーへのログインは、うまくいっているでしょうか?個人PCで直接MathSciNetにログインして利用する方法はありませんので、専用サーバーにログインしてからのアクセスになります。なにか、ありましたら、お気軽にお問合せください。
(2013/01/15 黒澤)
日頃より大変便利に使わせていただいております。ありがとうございます。
一点、Osirisというデータベースの利用方法について質問があります。Osirisを利用しようとしたときに、ログイン場面で「ユーザーネーム」と「パスワード」の入力が必要になります。このときに何を入力すればいいのか教えていただけると幸いです。ご回答よろしくお願いいたします。
(2012/11/07)
メールをありがとうございました。お尋ねの件ですが、すでに他のユーザーが接続しているためと思われます。
「ユーザーネーム」と「パスワード」入力欄の下の方に、すでに他のユーザーがアクセスしている旨の表示がありませんでしょうか?このデータベースは契約で同時接続可能なユーザー数が1となっているため、すでに他のユーザーが接続している場合は接続できず、「ユーザーネーム」と「パスワード」を求めるページが表示される設定になっています。
これを回避するには以下のいずれかの方法をお取りください。
1.時間をおいて再度接続してみる。
2.トライアルアカウントを利用する。
ベンダーのご厚意によりICU用にトライアルアカウントが提供されています。ExportやPrintなど一部の出力機能が制限されていますが、他の機能は通常通り利用でき、また保存もできますので、いったん保存しておき、本来の方法で接続できた際に出力機能を使用する、といった使い方ができるそうです。(2013年3月末日まで)。以下のそれぞれのユーザーネームとパスワードで接続できます。
----セキュリティの関係上、ここではユーザーネーム・パスワードは省略させていただきます----
以上です。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/11/08 山本)
アルバイトについてなのですが、2つ質問があります。
1.募集はしていますか。
2.どの様に申し込めますか。
です。返信宜しくお願い致します。
(2012/11/05)
【オスマー図書館からの回答】
ご質問、ありがとうございました。
>1.募集はしていますか。
ポスターなどで公募はしていませんが、希望者は条件が合えば受け付けています。
>2.どの様に申し込めますか。
図書館オスマー館のレファレンスサービスセンター(1F)の山本をお訪ねください。お仕事の内容、条件などをご説明いたします。尚、図書館本館側のアルバイトについては別途そちらの担当者からお返事をしてもらえるよう伝えます。
では、どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/11/06 山本)
【図書館本館からの回答】
ご質問をありがとうございました。図書館本館でのアルバイトについてお答えいたします。
>1.募集はしていますか。
毎学期、履修登録日に申込受付をしています。図書館アルバイトの経験者を優先していますが、毎学期、若干名を新規にお願いしています。書架に図書を順番通りに戻す仕事や書架の清掃などが主な仕事です。
>2.どの様に申し込めますか。
授業の空き時間に入っていただくため、履修登録を済ませ授業をおおよそ決定してからドキュメントサプライセンターにお越しください。もしご希望であれば、履修登録日に早めにお越しください。
以上ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/11/7 宮本)
Osborne, R. E., Kriese, P., Tobey, H., & Johnson, E. (2009). And never the two shall meet?: Student vs. faculty perceptions of online courses. Journal of Educational Computing Research, 40(2), 171-182.
上記の論文を探しています。どうしたら、読めるでしょうか。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/11/02)
お問い合わせいただいた論文が掲載されている雑誌ですが、残念ながらICU図書館の契約データベース上・Web上・TAC連携校・その他提携校には所蔵がありませんでした。そこで日本国内でこの雑誌の40号を所蔵している大学を探してみました。
・大阪大学 大学院人間科学研究科 図書室
・関西大学 図書館
・実践女子大学 図書館
・東京大学 大学院教育学研究科・教育学部 図書室
・名古屋大学 教育発達科学 図書室
・広島大学 図書館 中央図書館
以上の6校のようです。
もしそこまでお急ぎでないようでしたら、文献複写依頼でコピーを取り寄せすることができます。お申込みはMy Library(https://opac.icu.ac.jp/mylibrary/)からお願いいたします。
お急ぎの場合は所蔵館を直接訪問し、必要な部分のみ自分でコピーをとるという方法があります。この中で関東圏にある大学は実践女子大学と東京大学で、両校の図書館ともICU図書館発行の紹介状を持参するようにホームページに記載されていました。紹介状発行のお申込みは、以下のリンクからお願いいたします。
http://w3.icu.ac.jp/lib/Form/Letter.htm
以上になります。また何かご不明な点がございましたらご連絡下さい。
(2012/11/02 紀平)
データベースについてですが、学内でDNSAというデータベースを利用できる方法はないでしょうか。Digital National Security Archiveから、具体的に以下のドキュメント・アーカイブを探しています。
http://nsarchive.chadwyck.com
Japan and the United States: Diplomatic, Security, and Economic Relations, 1960?1976 (Japan and the U.S., 1960-1976)
ご検討よろしくお願いします。
(2012/10/31)
ご質問のDNSA(Digital National Security Archive, Japan and the U.S., 1960-1976)について回答いたします。
DNSAは有料のデータベースです。ICU図書館では契約していないため、学内で利用する方法はない状態です。しかし、マイクロフィッシュ版は、ICU図書館で所蔵されており、ご利用になれます。
https://opac.icu.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=1000241400&key=B135173796708086&start=1&srmode=0
さらにご不明な点がありましたら、お気軽に、レファレンスサービスセンター(othmer@icu.ac.jp)までお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/11/1 利根川)
雑誌記事をデータベースからフルテキストでダウンロードしようとしているのですが、上手くいきません。やり方を教えてください。ICUポータルからログインし、データベースはSage Publicationを選び、目的の雑誌記事、 Full Text (PDF)
Recollection and Membership: Converts' Talk and the Ratiocination of Commonality Sociology May 1978 12: 316-324,
が、ダウンロードできることはわかるのですが、ログインするか、記事を購入するか求められます。これ以降はどのようにしたらダウンロードできますか。よろしくお願いします。
(2012/10/13)
お問い合わせいただきありがとうございました。フルテキストにアクセスできず申し訳ありません。
このSageのデータベースとの契約は「1999年からのアクセスを保障する」という条件になっており、今回の記事は1978年の刊行物のため、契約範囲外となり、ログインするか、記事を購入するかを求めらたと考えられます。
お手数をおかけいたしますが、コピーの取寄せなどの方法でご入手いただけますようお願いいたします。
「コピーの取寄せ申込み」手続きページ
http://www-lib.icu.ac.jp/MyLibrary/CopyILL/index.htm
どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/10/13 山本)
こんにちは。いつも快適な学習環境を提供していただきありがとうございます。
先日、一階の辞書のあるスペースの椅子がひび割れているのを見つけました。(正確には椅子の足と座る部分の付け根でした)古い机と椅子の方です。大きな怪我を招くほどではないと思うのですが、うっかり触って痛かったので修理していただくことはできますか?
以上です。よろしくお願い致します。
(2012/09/27)
いつもご利用いただきありがとうございます。
図書館本館1階の椅子ということでしたので、ご指摘の周辺を確認しましたところ、確かに椅子の足が割れているものが見つかりました。お知らせいただき、ありがとうございます。修理対応いたします。
今後も何かお気づきのことがありましたらお知らせください。直接図書館カウンターのスタッフ等にお伝えいただければ、早急に対応することもできますのでよろしくお願いします。
(2012/09/27 浅野)
ICU図書館にはIMFのInternational Finance Statisticsという統計本はありますでしょうか?
(2012/09/03)
OPACで検索してみましたところ、以下の雑誌(本扱いではありません)でよろしければ1995年以降の分を所蔵しているようです。古い分は書架ではなく、ASRS(自動化書庫)に入っていますので出庫してご利用ください。
International financial statistics / International Monetary Fund
P 338.9/In57
また、タイトルは少々異なり、また多少古いですが、こちらは図書です。
International financial statistics yearbook.
R// 338.905/In57/1994
以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/09/03 山本)
親切にありがとうございます。最後に、その資料は2010年度のものも含んでいるでしょうか?
(2012/09/03)
International financial statistics / International Monetary Fund
P 338.9/In57
のことでしたら含んでいます。OPACの使い方がご不明でしたら、レファレンスサービスセンターでご説明いたしますのでお立ち寄りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/09/03 山本)
データベースについて質問があります。現在OCED iLibrary を使ってデータを探しているのですが、DATAをひらこうとしてもユーザー名とパスワードが必要になり、結局開けない状態にあります。ICUはこのデータベースと契約しているはずなので開けると思うのですが。。。
ちなみに今、アクセスしているのが、Economics→OECD National Accounts Statistics→DATAです。
もし何か良い解決方法があれば教えていただきたいです。よろしくお願いします。
(2012/09/02)
OECDは予算の関係上、Books and Papersのみという形の契約で、Statisticsの部分は契約外です。「OECDiLibrary」のトップページ上部に並ぶメニューの内、「BOOKS」と「PAPERS」が利用可で、次の「STATISTICS」は不可ということになります。
尚、図書館ホームページの表記を追加し、この点をわかりやすく変更したいと思います。お問合わせ、ありがとうございました。
(2012/09/03 山本)
いつもお世話になっています。
オスマー図書館のトイレ付近の給水器なのですが、非常に汚れていて、飲み難く感じてしまいます。おそらく水自体は問題ないと思うのですが、水が出るあたりは緑色のカビのようなものが生え、水が流れている部分は人のつばも混ざってピンク色の線ができている状態です。自分でも軽く掃除しようと思い、トイレットペーパーで拭き取ろうとしたのですが、蓄積しているせいか、ほぼ無効化でした。
トイレやデスクは業者の方に掃除していただいていると思うのですが、給水器の方は管轄外なのだと思います。オスマー図書館は新しく、綺麗に大切に使っていきたいと思っておりますが、給水器だけ残念な感じがしてしまいます。何かしらの対策をしていただければ幸いです。
ご検討よろしくお願い致します。
(2012/8/21)
いつも図書館をご利用いただきありがとうございます。図書館の浅野と申します。
オスマー図書館給水器の汚れについて、ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。確かに汚れが目立っておりますので早急に対応いたします。
今後とも何かお気づきのことがありましたらお知らせいただければ幸いです。
(2012/8/21 浅野)
いつもお世話になっております。
最近、eBookの数が増えてきているようですが、簡単に閲覧できる時と、User IDとパスワードを記入しないといけない時があります。(例:Language in U.S.A. を閲覧しようとするとEbsco Hostの画面が出てきて、User IDとパスワードを記入しなければなりません。)
そのUser IDとパスワードは、図書館からいただくのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/7/22)
お問い合せのe-bookの件に関しましてご連絡差し上げました。
当該のe-bookはIPアドレスでICU構成員からのアクセスかどうかを判断している関係で、学外のネット回線から直接アクセスができません。(学内ネットワークを通じてであれば、OPACの検索結果からダイレクトに閲覧することが可能です)
EBSCOhostの提供しているe-bookはEZproxyを経由してアクセスすると学外からでもアクセスできるようになります。具体的な手順は以下の通りです。
1)図書館HPから「データベース一覧」ページに行く。
2)「個人PCで契約データベースを利用する」バナーをクリックする。
3)ICU Portalにログインし、そこに記載されたAccess IDとPasswordを控える。
4)「次へ」をクリックする。
5)Access IDとPasswordを入力する画面が出るのでそこに記入をする。
6)「Remote Access Databases」の一覧の中のEBSCO hostをクリックする。
7)データベースを選択する画面で「eBook Collection (EBSCOhost)」にチェックを入れ「continue」を押す。
8)検索画面が出るので、そこでお探しの図書タイトルを入力し、結果をクリックする。
以上になります。
お手数をおかけいたしますが、お試しいただければ幸いです。
また何かご不明な点がありましたらご連絡下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/6/23 紀平)
数点、質問と意見があります。
1)請求番号をひかえた上で書籍を探したところ、その本と関連が強い本が並ぶ書棚ではなく、なぜかまったく関係のないTOEIC・TOEFLの対策本の中に紛れていました。探しづらいと思うのですが、請求番号はどのように決めているのでしょうか。
2)中村高康著『学歴・選抜・学校の比較社会学』という本を探しているのですが、貸し出し中ではないのに見つかりません。
3)書棚への本の並べ方なのですが、本が縦に2列になって並んでいて後ろに追いやられた本が見つけにくくなっていたり、背中あわせになっている書棚と書棚の間に本が落ちていて、腕で探ったり並べられた本を退かしたりして本を探さなくてはいけないことがここ数日続いています。(発掘作業みたいですね)配架が雑だと本が見つけにくいのはもちろんのこと、本が傷んでしまうと思うのですが、改善していただけないでしょうか。
4)読みたい本があっても、教職員が借りているのか、返却日が3か月先になっていて、近日中に借りられないことがしばしばあります。学部生の貸し出し期間を延ばせとは言えませんが、学部生と教職員とで貸出期間の差が大きすぎませんか。特に1冊3,000円や4,000円もする本だと、学部生には簡単に買うことができません。授業のA42,3枚程度のレポートならまだしも、卒論を書いている学部生には3か月も借りられてしまうと困ります。貸出期間の改善をご検討いただけないでしょうか。
以上です、よろしくお願いします。
(2012/6/16)
図書館へのご意見、ご要望をお寄せいただき、ありがとうございます。
以下の通り、回答いたしましたのでご確認ください。
1)について
ICU図書館の図書は、日本十進分類法(NDC)に基づき分類しています。
TOEIC・TOEFLは、大学の入試問題関連として376.87に分類していますが、ここには大学への準備教育や入学試験全般、および進学問題なども分類されます。全く関係のない図書が紛れているとすれば問題ですので、具体的なタイトルをお知らせいただければ確認いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
2)について
行方不明本の「探してください」に設定しました。見つかり次第、メールにてお知らせいたします。図書が見つからない場合、ドキュメントサプライセンターへお尋ねいただければ、すぐに見つかることもありますので、お気軽にお申し出ください。
3)について
書架が乱れていて利用しにくく、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。配架作業の際などに整理整頓するようにしていますが、試験期前で利用が多く作業が追い付かない状態となっています。書架を見回り改善するよう努力いたします。
利用者の皆さまへのお願いですが、書架から抜き出した図書は、ご自分で戻さず、必ずリターントラックへ置いてくださるようご協力をお願いいたします。
4)について
教員に限らず、卒論や修論・博論を執筆している学生は3か月の長期貸出ができます。また、学期外や夏休みなどの期間は長期貸出期間としており、現在も学生の一般貸出でも返却期限日が9月10日となっています。そのために図書が利用できない場合は、TACや提携大学図書館などのご利用を検討いただけるようお願いします。「学歴・選抜・学校の比較社会学」および、現在予約中の図書はいずれも東京経済大学から無料でTLL取り寄せと2週間程度の館外貸し出しが可能だと思われます。
よろしければ下記ホームページからTLL サービスをお申し込みください。
提携大学図書館の利用
http://www-lib.icu.ac.jp/AffiliatedLibrary/index.htm
また、予約者が重なった場合は複本の購入も検討しますので、購入希望をお出しいただければと思います。
今年4月より、貸出中図書に予約がついた場合、貸出者宛に予約がついたので利用が済み次第なるべく早く返却して下さるよう、メールでお知らせするようになりました。
(2012/6/18 田村)
先日借りた本をまとめて返却したと思っていたのですが、本日借りようとしたところ一冊「額田王 : 熟田津に船乗りせむと / 梶川信行著」が延滞と表示されました。本日中にどうしても借りたい本があったので延長手続きを取りましたが、家にて探すも見当たらないために質問させていただきました。
この場合本が見つからなかったらどのような対応をとることになるのかと、もし見つかった場合の延滞金は取り消されるのかについて教えてください。
(2012/6/13)
お問合せにつきまして回答いたします。ただ今、書架を確認した所、図書は所定の場所に戻っていました。返却の際、コンピュータ処理でミスがあったと思われます。改めて本日付で返却し、延滞料金も削除いたしました。MyLibraryより、ご確認くださるようお願いいたします。
この度は、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
(2012/6/14 田村)
本の延長と延滞の違いについてお聞きしたいことがあります。
延滞するとお金がかかると思いますが、延長はお金がかかるんですか?
(2012/6/10)
貸出図書の延長と延滞についてのご質問をありがとうございます。
貸出期間を延長する(貸出を更新する)際に料金はかかりません。また、学部生と大学院修士の方は初回の延長についてのみMyLibraryからオンライン更新ができます。初回の延長を自動貸し出し機やドキュメントサプライセンターのカウンタで行うと、もうMyLibraryからのオンライン更新はできなくなります。
貸出期間を過ぎると、延滞料金が図書館開館日1日につき(日曜を除く)1冊10円(リザーブブックは300円)発生します。実際には返却や貸出延長のコンピュータ処理を行う際に延滞料金の金額が確定します。
また何かありましたらお気軽にお問い合わせください。
(2012/6/11 宮本)
二つほど要望があります。
・オスマーにあるパソコンにgoogle日本語入力を入れていただけないでしょうか。特にmacのことえりは非常に変換が苦手なので、オスマーのmacで日本語のレポートを書く上で不便に感じています。
・オスマーのmacの多くのマウスのトラックボールが効かなくなってきています。スクロールが出来ないのは不便ですので、修理していただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
(2012/6/7)
ご要望に関しましてご回答いたします。
・google日本語入力について
2012年6月12日現在、オスマーフロア(1F/GF)のWindowsPCに関してはインストールが終了しました。ただMacに関しては、システムの関係上、インストールを一斉に行うことができず、一台一台手動で行なっています。全て完了するまでにあと2,3日のお時間をいただければと思います。
・Macのマウスについて
現在、取次業者にマウスを注文中です。6月15日(金)に取替予定です。
以上、現在の状況についてご報告いたします。また何かご不明な点やご要望がありましたらご連絡下さい。
(2012/6/12 紀平)
図書のインターネット上での貸出延長、また、学部生も論文用貸出ができるようにしていただき、ありがとうございました。
今回ご連絡させていただいたのは、朝日新聞のデータベース聞蔵についてなのですが、多くの人が利用しているようで、日中、データベースを開いて作業しようとしても、「ご契約いただいた数のセッションが既に使われています」となって使えないことが頻繁にあり、困っています。
また、現在4人生徒のいる授業で、朝日新聞のデータベースからデータを生成しているのですが、授業中にデータに取り掛かろうとしても、2人までしか同時にデータベースを開けないため、交代で使っている状況です。データベースを使う人の数に対して契約数が少なすぎるように思われるので、契約数を増やしていただけませんでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。
(2012/5/30)
いつも図書館をお使いいただきありがとうございます。レファレンスサービスセンターの利根川と申します。朝日新聞データベース「聞蔵」の件で、ご回答いたします。
データベースの契約内容は、限られた予算のなかでどのように設定するのが最適なのか、答えを見つけ出すのがたいへん難しい問題です。各種データベースの同時アクセス数は、それまでの利用状況を調査の上設定していますが、今後の契約内容については、今年度の利用状況を勘案して検討することになります。この点ご理解とご協力をお願いいたします。
日本語の新聞記事データベースでは、ICU図書館は、朝日新聞の「聞蔵」の他に、読売新聞の「ヨミダス歴史館」、日経新聞の「日経テレコン21」を契約しています。紙名にこだわらない記事の検索や調査の場合は、他紙の新聞データベースも合わせてご利用いただきたいと思います。
何かご不明な点などありましたらお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/5/31 利根川)
DVDの検索方法を教えていただけませんか。
(2012/5/22)
いつも図書館をお使いいただきありがとうございます。
DVDは、ICU OPACで検索できます。OPACの検索画面の下側「検索オプション」の「媒体種別」を「DVD」にした後、キーワードを入力して検索します。DVDは、ASRSから出庫指示をした後、オスマー地階カウンターで手続きをして図書館内でご視聴ください。
さらにご不明の点がありましたらお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/5/22 利根川)
"民力DVD-ROM2011."や、ほかにも"森林・林業白書"などの政府刊行の白書など、定期的に同名の書籍が刊行される資料を所蔵していると思います。このような資料は、以下のURLに示すように、
・"出版年"の欄に"2005.6-"など、最初の年・月が入る
・"一般注記"の欄に各年の刊行物が箇条書き
という状態です。
https://opac.icu.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=4000004788&key=B133652217703401&start=1&srmode=0
このような資料を検索する際に、現在のOPAC検索では"出版年"オプションを指定すると、資料の"出版年"として記録されている年を指定しないと、検索 /絞込みができません。(この資料の"出版年"は、結局のところデータ構造の都合で、ユーザーとしてはある程度検索のノウハウを覚えるまでは未知の情報だと思います。)
またOPAC検索の"すべての項目から"欄に「平成22」などいくつかキーワードを入れて検索してみましたが、資料の"一般注記"欄は検索対象になっていないようです。この制限から、ICU図書館に"民力"の近年の版を所蔵しているかどうか一見してわからなかったので、購入希望をだした次第です。
この二つのOPAC検索の制限を、なんらかの形で改修していただきたいというのがリクエストです。
(2012/5/9)
図書の検索で、出版年での指定がうまく検索できない点について、リクエストをいただきありがとうございます。通常の図書は、1冊の図書に、出版年があるので、問題ないのですが、継続して 出版される図書は、タイトルをひとまとめにして、所蔵している図書を一覧できるようにしています。そのため、継続して出版されている図書を出版年で、限定することが、システム上むずかしくなっています。
今後、改善にむけて、図書館システム業者とも検討をいたしますが、他大学の図書館システムも参考にしてどのような改善方法があるか、引き続き検討いたします。
継続図書を1冊づつバラバラに管理する方法もありますが、検索結果が見づらくなってしまいますので、現在は、一つの書名にまとめて、表示するようになっています。(現在のシステ ムの前のシステムではすべての図書が1冊単位で管理されていました。)
当面、システム上の解決方法が見つかっていませんので、お手数ですが、継続図書の検索の場合は、代表タイトルを検索の上、所蔵内容を個別に確認してくださるよう、お願いします。ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。
なにか、お気づきの点がありましたら、お気軽にご意見をお寄せください。
(2012/5/9 黒澤)
日頃より大変便利に使わせていただいております。有難うございます。
このたびは本学図書館の便利な制度の一つであるTLLのことで投稿させて頂きました。私は日頃からTLLを頻繁に利用し、TLLの制度を大変有難く感じております。しかしながら、欲を言えばもう少し手続きが簡単になればと思います。
具体的には、(現行の「本の取寄せ・コピーの取寄せ申込み」の際のように)web上のフォームを通して申し込みを行えるようにして頂くことはできないでしょうか。そうすれば一度に複数冊取り寄せる場合や、なかなか図書館に直接出向いて申し込みに行けない場合などでもより効率的に使うことができるようになると思うのですが…。お忙しいとは思いますが、ご検討宜しくお願い致します。
(2012/4/20)
いつも図書館サービスを積極的にご利用いただきありがとうございます。
TLL申込書をドキュメントサプライセンターに提出する方式からWebフォームへ移行する件についてですが、取り急ぎ以下のように変更いたしました。申込時に来館できないときなどは、下記ページにありますフォーム(Wordファイル)を利用し、ドキュメントサプライセンターのメールアドレス (dsc@icu.ac.jp)に添付で送っていただくようお願いいたします。
提携大学図書館の利用 > TAC(多摩アカデミックコンソーシアム)
http://www-lib.icu.ac.jp/AffiliatedLibrary/index.htm
MyLibraryからのTLLお申込みについては、今後検討していきたいと思います。ご意見をありがとうございました。また何かありましたらお気軽にお問いあわせください。
(2012/5/2 宮本)
データベースのNBER Working Papersですが、論文をダウンロードできません。ダウンロードしようとするとInternal Server Errorのメッセージが出てきます。(数日前にも同じくダウンロードできませんでした。NBERのサーバーのエラーかもしれないのですが・・・)ちなみに学外からのアクセスです。
解決法を教えて頂ければと思います。よろしくお願いします。
(2012/4/10)
データベースのNBER Working Papersがリモートアクセスできるか、そして、論文をダウンロードできるか、テストしてみました。その結果、いずれも問題なくできることを確認しました。
いろいろ検討した結果、ブラウザをGoogle Chromeにするとアクセス障害がおき、Firefoxでは問題なくアクセスできることが分かりました。ご面倒をおかけいたしますが、ブラウザを変えて再度アクセスをお試しいただけますでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/4/12 利根川)
I am looking for the following book but it seems to not appear on webcat. Can you tell me which library is this book located?
東洋,拍木恵子 R.D.ヘス著, 「母親の態度・行動と子供の知的発達」, 日米比較研究, 東大出版会, 1981
Your advice is much appreciated.
(2012/3/29)
Thank you for your inquiry.
Please be advised that the book, 「母親の態度・行動と子供の知的発達」is available at the ICU Library.
https://opac.icu.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=0&amode=11&place=&bibid=1001034069&key=B133298859628696&start=1&srmode=0
If you input the keword "母親の態度" in the keyword box of ICU Library, you can find the seach result screen for the book. However, If you input the full title for the book in the box, "no result" message appears.
We are now checking this trouble and will make a modification. We are sorry for this inconvenience.
(2012/3/29 利根川)
現在、統計資料としての各国の国債の格付け会社(Standard & Poor's, Fitch ratings, Moody's)による格付けデータを探しているのですが、ICUの図書館のデータベースの中でこれらの情報にアクセス可能なデータベースはありますか。もしあれば、教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
(2012/3/9)
ご質問ありがとうございます。各国の国債格付け会社による格付けデータの件でご回答いたします。
ICU図書館の契約データベースの中に、これらの情報にアクセス可能なものはありません。
その代わり、Standard & Poor's, Fitch ratings, Moody's各社で、各国の国債の格付けデータが提供されていないか調査しました。
その結果、次のことが分かりました。
(1) Standard & Poor's, Fitch ratings, Moody'sの三社とも、無料会員登録をすれば、各国の国債の格付けデータが無料で見られることが分かりました。
(2) 例えば、Moody'sで実際に会員登録をしてログインすると、次の要領で国債格付けデータの一覧表にアクセスできました。
1) Moody'sホームページの右下の"Regional Sites" で、"Global"を選択する。
2) 上方の、"Research & Ratings"のプルダウンメニューから、"Market Segment"の"Sovereign & Supranational"を選択する。
3) すると、右上の"Related Information"の項に"Sovereign Rating List"のリンクがあるので、クリックすると、データが出てくる。
4) ご不明の点があれば、Moody's社ホームページにある「問い合わせ」サイトをご覧の上、メールか電話で各社のスタッフの方に問い合わせてください。
5) Standard & Poor's, Fitch ratingsについても、大筋はMoody's 社と同様であると思われます。
以下に3社の無料会員登録サイトをご紹介します。
Standard & Poor's: http://www.standardandpoors.com/spcomregister/en/apFitch
ratings: http://www.fitchratings.com/jsp/general/login/Register.faces
Moody's: http://www.moodys.com/registerinfo.aspx?lang=en&cy=global
以上になります。どうぞよろしくお願いいたします。(2012/3/9 利根川)
2010年以降のEU27カ国のODA予算(支出)総額の調査をお願い申し上げます。すでにOECDデータベース及びEUのデータベース(EUROSTAT)を調べてみましたが、自分の検索力では適当な図表をみつけることができません。
OECDデータベースについては、EU Institutionと表示されている図表は、27加盟国の合計額ではなく、欧州委員会としての予算のようです。また、EU27か国がすべてDACに加盟しているわけではないので、DAC加盟かつEU加盟国のODA合計額とDAC非加盟国のODA合計額は別の図表での表示になってしまいます。
また、EUROSTATに関しては、27カ国のODA合計についての図表を見つけ出すことができましたが、総額ではなく、GNI比の%表示になってしまっています。なにかアドバイスをいただけるかと思い、ご相談させていただきます。何卒宜しくお願いいたします。
(2012/2/27)
いつも図書館をお使いいただきありがとうございます。
>2010年以降のEU27カ国のODA予算(支出)総額の調査をお願い申し上げます。
お問い合わせの件を調べましたところ、OECDのデータベースではなかなか見つけにくかったため、EUによるデータがないか探してみました。以下にお知らせいたします。
(1) "Commission Staff Working Document
Financing for Development-Annual progress report 2010
Getting back on track to reach the EU 2015 target on ODA spending?
accompanying the Communication from the Commission to the European Parliament, the Council, the European Economic and Social Committee and the Committee of the Regions
A twelve-point EU action plan in support of the Millennium Development Goals"
http://ec.europa.eu/development/icenter/repository/SEC_2010_0420_COM_2010_0159_EN.PDF
上記の文書の44ページに次のタイトルの表がありました。
この表の中に、2010年、EU27カ国のユーロベースでのODAの見積価格が含まれているようです。
"Annex 2: EU ODA levels 2006-2009, estimates and gaps for 2010 (ODA in EUR million and % of GNI)-Baseline Case," p. 44.
(2)"EU AID FACT SHEET"
http://internationaldevelopmenteu.files.wordpress.com/2011/09/eu-aid-fact-sheet-5sep2011-final.pdf
2010年のEUのODA支出額については、上記の文書に若干報告されているようです。
以上、これまで調査した分を、取り急ぎお知らせいたします。ご不明な点などありましたらお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/2/27 利根川)
現在音楽の授業で日本における西洋音楽史の受容について調べており、その過程で歌曲「紀元節」(伊沢修二作曲、高崎正風作詞)についても調べているのですが、この曲、あるいはこの曲を含め天皇を奉賛する内容の唱歌・軍歌などの歌詞を英訳した資料は入手することはできるでしょうか。調査のほどをよろしくお願いいたします。
Source: ICUOPAC,googleにて"kigensetsu","masakaze takasaki"等で検索しましたが成果はありませんでした。
和田垣謙三あたりが英訳を試みているのでは、とも思うのですが、何分手元に資料がありません。
(2012/2/10)
お問い合わせありがとうございます。残念ながら今のところお求めの資料は見つかっておりません。 Googleでは下記Gunkaの英訳ホームページを発見しました。ただし、お求めの曲はございませんでした。また翻訳者が不明なため、信頼性は保障できません。ご参考までにご覧ください。
http://gunka.sakura.ne.jp/en/index.html
検索にはMilitary Songs Japan Translationなどのキーワードを利用しました。同様に図書館にはWar song Military Song などのキーワードでOPACを検索したところ何点かございました。確認しておりますが、今のところ発見には至っておりません。 また来週ご連絡いたします。
(2012/2/10 清水)
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先週お問い合せいただいた「紀元節の英訳」について調査結果をお送りいたします。
残念ながら「紀元節」そのものの英訳は発見することができませんでした。
しかしながら、他の唱歌・軍歌で天皇を賞賛する歌の英訳はいくつか発見することができました。
■ICU図書館に所蔵している資料
The influence of the Meiji period on Japanese children's music, / by Elizabeth May.
請求番号:767.7/Ma98i
「紀元節」を作曲した伊沢修二についての記述や、他の作品の英訳も多く掲載されています。また、天皇を賞賛する歌も多数ありました。こちらの本は今週いっぱいRSC内に取り置いておきますので御入用でしたらお越し下さい。
■ウェブ上で見つけた資料
Satoshi Sugita (1972). "Cherry blossoms and rising sun: a systematic and objective analysis of gunka (Japanese war songs) in five historical periods (1868-1945)". Dissertation submitted to Ohio State University.
http://etd.ohiolink.edu/send-pdf.cgi/Sugita%20Satoshi.pdf?osu1170788993
75種類の軍歌を分析しています。掲載されている歌は全て英訳されています。天皇を奉賛する曲も多く見られます。
その他ICU図書館が契約しているデータベースなども調査しましたがめぼしいものは見つかりませんでした。お急ぎのようでしたので、取り急ぎ調査結果としてお送りさせて頂きます。また何かご不明な点がございましたらご連絡下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/2/13 紀平)
現在上場している、またかつて上場していた日本の銀行(「銀行業」に分類される企業)が株式を「JASDAQに上場していない」ことを確認したいと思っています。
現在上場している銀行については各証券取引所のホームページやYahoo! Financeで「現在JASDAQに上場していない」ことを確認できました。 ですが以下の点は調べられていません
(1)上場を廃止した銀行の上場市場
(2)現在上場中の銀行が過去にJASDAQに上場したことがあるかどうか
これらを調べる方法があれば教えて頂けませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
(セブン銀行と日本銀行は残念ながらJASDAQに上場しているようです。)
Source: 各証券取引所のホームページ
Yahoo!JapanのFinanceのページ
(2012/2/1)
おたずねの件についてご回答いたします。
●JASDAQホームページで「銘柄情報」をクリック。→ 「上場会社数」に進む。→ 「一部指定・市場変更・市場区分変更」をクリック。→ 更に念のため、同じく「商号変更」をクリック。
これで過去にJASDAQに上場した銀行が日本銀行とセブン銀行以外にないかどうかが確認できます。
また東洋経済の四季報の「上場廃止一覧」のページでも確認できます。日本銀行とセブン銀行以外にはないと思われますが、念のため金融庁のホームページの「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で研究対象の銀行名を特定してください。
ご研究の更なる発展を期待しております。
(2012/2/2 長野)
博士論文の執筆のために、Offer Self-Image Questionnaireという心理テストそしてそのマニュアルと関連文献が至急必要な状況です。外国の文献なこともあり、レファレンスサービスにご質問させて頂きました。
必要なのは以下の三点です。
●一点目
Offer, D., Ostrov, E., Howard, K. I., & Dolan, S. (1992). Offer Self-Image Questionnaire (Rev.). Western Psychological Services, Los Angeles.
これは心理テストそのものです。販売元のWestern Psychological ServicesのHPを見ると、もう取り扱ってないという表示が出ていました。
●二点目
Offer, D., Ostrov, E., Howard, K. I., & Dolan, S. (1989). A manual for the Offer Self-Image Questionnaire for adolescents (OSIQ) (4th ed.).
Special publication, Michael Reese Hospital, Chicago, Il.
上記テストのマニュアルです。このマニュアルの中に心理テストの項目が掲載していることが考えられ、このマニュアルが入手できれば、心理テスト自体がなくても、調査を行うことができます。
●三点目
Offer,D., Ostrov, E. & Howard, K. I. (1984). The self-image of normal adolescents. New Direct. Mental Health Service. 22, 5-17.
このテストの初出の論文です。この論文もぜひ入手したいと思っております。
なるべく早く入手したいこともあり、こちらでご相談させていく他ないと思い、ご依頼させて頂きました。
(2012/01/30)
ご質問ありがとうございます。以下、調査結果をお送りいたします。
■1点目に関して
The Offer self-image questionnaire, revised (OSIQ-R) Author: D Offer; et al Publisher: Los Angeles : Western Psychological Services, c1992. Edition/Format: Book : English
こちらの資料は国内にはなく、アメリカの大学5館が所蔵していることが分かりましたが、いずれもICU図書館とのサービス提携校ではありませんでした。
しかしながら下記のサイトで販売している可能性がありますのでぜひ一度ご確認下さい。
http://www.psychpress.com.au/Psychometric/product-page.asp?ProductID=3843
■2点目に関して
The Offer self-image questionnaire for adolescents : a manual Author: Daniel Offer; Eric Ostrov; Kenneth I Howard Publisher: [s.l. : s.n.], 1977. Edition/Format: Book : English : Rev
こちらの資料も国内にはなく、アメリカの大学3館が所蔵していることが分かりましたがいずれもICU図書館とのサービス提携校ではありません。
また、下記の大手古書店を検索しましたがこちらも検索結果は0でした。
・Bookfinder.com
・AddALL
・abebooks.com
・ABAA
ちなみにOSIQのイタリア語バージョンは発見いたしました。下記のサイトになります。
http://www.emcdda.europa.eu/html.cfm/index88785EN.html
■3点目に関して
The self-image of normal adolescents. Author: D Offer; E Ostrov; KI Howard Edition/Format: Article : English Publication: New directions for mental health services, 1984 Jun(22): 5-17
こちらの資料も国内にはありませんでしたが、OCLC提携校の中に所蔵している図書館があることがわかりました。
大変お手数ですが、今一度My Libraryから文献複写のお申し込みをいただければ幸いです。
以上になります。また何かご不明な点がございましたらお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/2/1 紀平)
今、政策学の授業で北九州市の市政の歴史について調べています。
以前は日本の四大工業地帯のうちのひとつとして、日本の経済発展を支えてきた100万都市の北九州市が、経済衰退を経て、今では日本の環境都市として生まれ変わっています。今回は、その北九州市の工業都市から環境都市へと変化の要因を調べたいと思っています。
そこで、以前、OPACで「北九州」「都市再生」で調べてみました。その結果、「都市の再生ー北九州市を事例としてー」という本が検索にあがり、貸し出し中のマークもなかったので、本棚を探したのですが、見つけることができませんでした。数日通って探したのですが、ありませんでした。そのような場合、どうすればいいのでしょうか。
また、他にこのようなテーマに沿った日本語の書籍、論文がありましたら教えていただけたら非常にありがたいです。よろしくお願いします。
Source: 都市の再生ー北九州市を事例としてー
(2012/1/30)
お問い合わせありがとうございます。
お求めの資料「都市の再生ー北九州市を事例としてー」は書架にございました。小さめな本だったためか、他の図書に埋もれてご確認いただけなかったのかと思います。
オスマー図書館1階レファレンスサービスセンターで1月31日までお預かりいたします。以降は書架に戻しますのでそちらをご確認ください。
OPAC以外にはデータベースとしてCiNiiがあります。またGoogleの学術検索サービスとしてGoogleScholarもございます。もしまだご覧になっていらっしゃらないようでしたらご利用ください。
■キーワード:北九州市 環境都市
●CiNii (86件) http://ci.nii.ac.jp/
●GoogleScholar (1,110件) http://scholar.google.co.jp/
上記で情報が足りないようでしたら、お手数ですが、オスマー図書館のレファレンスサービスセンターまでお越しください。
以上、よろしくお願いいたします。
(2012/1/30 清水)
私は借りた本を家に持ち帰り自宅で読んだり作業することが多いのですが、論文やレポートなどで一度に十数冊の本を借りている際、それらの図書に予約が入っていなくて、延長手続きをしたいという場合に、延長手続きのためだけに大量の本を担いで学校に行かなければならないので大変不便です。
その日一日中ものすごい重さの本を持ち歩かなければならなくなるので。
私は自宅の近くの区立図書館もよく利用するのですが、そこは他の人から予約が入ってない場合に限り、1週間(1回限り)だけインターネット上から貸し出し延長の手続きが出来るようになっていて、重宝しています。
こうしたやり方を導入することは不可能でしょうか?ご検討よろしくお願い致します。
(2012/1/29)
貸出延長についてのご意見をいただきありがとうございます。
学生の方の延長手続きについては他の方からも同様なご意見をお寄せいただいています。
また、システム環境や社会状況が以前とは変化していることもあり、図書館としても延滞本や延滞料金を減らすことができるよう、学生の方がMyLibraryで一回限り貸出延長を行う規則を試行的に導入することを検討しています。
今後とも図書館サービスに関しましてお気づきの点ありましたらお知らせいただければ幸いです。
(2012/2/3 宮本)
人間の生活の喜びの一つに食があるとおもいますが、高齢者の生活の様子を見るにつけ高齢者の食の欲求が満たされているか、現状での質というものが充分であるか疑問を持っております。
高齢者が食べただけで喜ぶような料理を作ることができるようになりたいという気持ちがあり、一つの目標にしているのですがそうした場所に到達する為に当面「高齢者の身体の衰えに伴う機能的な意味での味覚の変化」を調査テーマに現状というか、現実の状態を調べています。 それで、OPACで「高齢者」「味覚」「変化」をキーワードに検索をしたのですが、Hitしませんでした。
検索の仕方、蔵書の有無も含め、自分の調べているテーマへの答えに近づきたいのですが、こちらのレファレンスサービスで蔵書検索の手伝いなど手助けしてもらえることはありませんか。宜しくお願いします
(2012/1/2)
ご質問ありがとうございます。「高齢者の身体の衰えに伴う機能的な意味での味覚の変化」に関する蔵書検索の方法、検索結果についてご回答いたします。
1. ICU OPACで、「味覚」を中心のキーワードとして、これに、老化、高齢、老年等のキーワードをかけ合わせて検索してみましたが、いずれもヒットしませんでした。書籍の場合、味覚の老化がテーマのものは見つかりませんでした。
2. しかし、1.の検索結果を踏まえて、キーワードを減らし「味覚」だけでICU OPACを検索しました。すると、味覚を身体機能の視点から科学的に論じた書籍が比較的多くヒットしました。これらの書籍の中身をみると、老化・高齢化に伴う機能的な味覚の変化についての記載が見つかるかもしれません。ヒットした図書タイトルは以下の通りです。
<味覚に関する図書>
ICU OPAC: キーワード 味覚
●味とにおい : 感覚の科学ー味覚と嗅覚の22章 / グラハム・ベル編 ; アネスリー・ワトソン編 ; 川口健夫訳東京 : フレグランスジャーナル社 , 2002.6 491.388/Ta939J
●味のなんでも小事典 : 甘いものはなぜ別腹? / 日本味と匂学会編 1439. - 東京 : 講談社 , 2004.4. - (ブルーバックス ; Bー1439) 080.1/B/1439
●味の秘密をさぐる / 渡辺正編 ; 桐村光太郎編東京 : 丸善 , 1996.9. - (夢・化学ー21 ) 491.388/A27
●味わいの認知科学 : 舌の先から脳の向こうまで / 日下部裕子, 和田有史編 491.388/Ku82a 東京 : 勁草書房 , 2011.10. - (シリーズ認知と文化 ; 8) 図書図書[BB07169645]
●旨いメシには理由(わけ)がある : 味覚に関する科学的検証 / 都甲潔〔著〕491.388/To34u 東京 : 角川書店 , 2001.3. - (角川oneテーマ21 ; Cー9)
●うま味の文化・UMAMIの科学 / 山口静子監修東京 : 丸善 , 1999.10 498.55/U63
●美味しさを測る : 舌を超えた驚異の味センサ / 都甲潔,山藤馨著 884. - 東京 : 講談社 , 1991.8. - (ブルーバックス ) 080.1/B/884
●コクと旨味の秘密 / 伏木亨著東京 : 新潮社 , 2005.9. - (新潮新書 ; 135) 596/F96k
●脳と味覚:おいしく味わう脳のしくみ/山本隆東京/共立出版、1996.7 491.37/B9173/v.18
●美味の構造:なぜ「おいしい」のか/山本隆東京/講談社、2001.8 491.388/Y31b
●味覚を科学する / 都甲潔著東京 : 角川書店 , 2002.11. - (角川選書 ; 345) 491.388/To34m
●味覚の探究 : 美味しいってなんだろう / 森枝卓士著東京 : 中央公論新社 , 1999.10. - (中公文庫 ) b// 596/Mo47mi
3. ICU図書館に書蔵がない場合、他大学図書館に書蔵がないか調べる方法があります。
この場合、全国の大学図書館の所蔵図書横断検索ができるNACSIS Webcat (http://webcat.nii.ac.jp/)が便利です。
しかし、検索してみたところ、ヒットしませんでした。
以上の結果から、「高齢者の身体の衰えに伴う機能的な意味での味覚の変化」そのものをテーマとする図書を見つけることは、困難であることが分かります。
やはり図書に関しては、味覚に関する図書の中に、高齢化、老化に関する記載がないか調べる方法がよいようです。
4.一般に、 図書よりも狭い特定のテーマについて論じたものに学術論文があります。学術論文の中に、お探しのテーマに関連するものがあるかもしれません。
和文の論文検索には、国立情報学研究所が提供するCiNii(http://ci.nii.ac.jp/)というデータベースがお勧めです。
CiNiiにアクセスし、試しに、キーワード「味覚、老化」で検索したところ、いくつか見つかりました。
ご参考までに、論文のタイトルリストを以下にお知らせします。
<味覚、老化に関する論文>
CiNii: キーワード 味覚、老化
●味覚の老化と予防 (特集 口腔・咽喉頭の老化とアンチエイジング)堀尾 強アンチ・エイジング医学 7(2), 191-196, 2011-04
●ushio情報box アンチエイジングのすすめ(第11回)味覚の老化宇山 恵子潮 (609), 264-267, 2009-11
●味覚・嗅覚の老化 (特集 認知症と食) 任 智美 , 阪上 雅史老年精神医学雑誌 20(7), 725-730, 2009-07
●後期高齢者と看護学生の味覚とテクスチャーに関する研究--水分補給製品「とろみスポリカ」を活用して森川 千鶴子 , 加藤 重子 , 安藤 純子 [他] … 「とろみスポリカ」を試食した後期高齢者と学生の味覚とテクスチャーを比較し,老化によって食物の味覚,味わいがどのような状況であるかを明らかにした。 … 看護学統合研究 9(2), 46-53, 2008-03
●ラットの味覚嗜好性に与える老化の影響 (2003年度日本味と匂学会第37回大会(9月24-26日、岡山)) 金丸 憲一 , 原田 秀逸日本味と匂学会誌 10(3), 531-534, 2003-12
●味覚の老化 (特集 老化現象の解明と予防) 生井 明浩 , 池田 稔老年精神医学雑誌 13(6), 625-631, 2002-06
●高齢者における特殊感覚の障害とその対策. 味覚障害 池田稔老化と疾患 12, 552-556, 1999
●老化と味覚 杉本 久美子 , 井関 八郎口腔病学会雑誌 63(4), 632, 1996-12-31
●老年者の味覚障害 石山哲也老化と疾患 8, 369-375, 1995
●味覚異常 (感覚器の老化<特集>) 富田 寛日本医師会雑誌 108(6), p777-779, 1992-09-01
●老化と必須微量元素の欠乏に関する研究 : 第1報 義歯装着者の血清亜鉛濃度と味覚閾値の変動について 吉田 鐘一 , 田中 久敏 The zinc appears to play a significant roles in enzymatic activities as well as taste qualities, and it has been given cosiderable attention to the decreased serum zinc concentration patients who has … 日本補綴歯科學會雜誌 33(1), 133-142, 1989-02-01
5. CiNiiの検索結果から論文のフルテキストを入手する方法は以下の通りです。
①検索結果に「機関リポジトリ」のアイコンがあるものは、クリックするとフルテキストにアクセスできます。
②通常は、検索結果の「FullText」のアイコンをクリックします。次の画面(リンクメニュー画面)の「フルテキスト」のところにリンクがあるかどうかで、ICU図書館でフルテキストが入手できるかどうかチェックできるようになっています。リンクがあれば、リンクをたどることによってフルテキストが入手できます。
③「フルテキスト」にリンクがなければ、ICU図書館にはフルテキストがありません。論文コピーを取り寄せるか(MyLibraryから文献複写を申し込む)、利用願い発行の手続きを取って論文フルテキストを所蔵している近隣の大学図書館を訪問する(利用願いの発行:http://www- lib.icu.ac.jp/OtherLib/index.htm#1)ことになります。
以上になります。
英語文献もお探しの場合、手続き方法などにご不明な点がありましたら、お気軽にレファレンスサービスセンターまでお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
(2012/1/6 利根川)